中古マンションの購入を後悔しないための確認ポイント

管理状況

中古マンションを購入する際、特に重視したいのが管理状況です。管理状況が悪いマンションは住み心地も悪くなるため、長く住み続けることが難しくなります。住民の数が少なくなれば修繕積立金が回収できずメンテナンスも滞ってしまいます。メンテナンスができなくなれば建物は劣化するだけです。劣化した建物では快適な生活はできません。購入を後悔しないためにも管理状況は厳しい目でチェックしていきましょう。必ず確認すべきポイントは3つです。
1つ目のチェックポイントはエントランスです。ゴミが落ちておらずきちんと清掃されているか、電球が切れていないか、掲示板の張り紙の日付が古いままになっていないか、などを見ていきましょう。清掃が行き届いておらず、ずっと前のものがいつまでも掲示されているようなら管理状況がずさんである可能性が高いです。
2つ目のチェックポイントは駐輪場です。自転車が散乱しているようなら管理状況はもちろんですが、住民の民度も低い可能性があります。住民の民度は治安にも大きく関係してきます。必ず確認しておきましょう。
3つ目のチェックポイントはゴミ置き場です。ゴミ置き場が散乱しているようなら清掃が行き届いていない可能性があります。24時間常に片付けるのは難しいためある程度散乱しているのは仕方がありませんが、においが立ち込めている場合は論外です。においは不快な気持ちになりますし、害虫の心配もあります。ゴミ置き場が不衛生な場合は購入を考え直すことをおすすめします。

内装と設備

内装や設備は築年数とともに劣化していきます。中古マンションの場合はそういった問題は避けられません。しかし、修繕されているかどうか、設備がきちんと機能しているかどうかは別の問題です。購入後に設備が壊れてしまったら修繕費もかかりますし、後々トラブルに発展してしまう可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。

共用部分のメンテナンス費用について

近年のマンションは温泉やジムなど豪華な共用設備を完備しているところがほとんどです。そのマンションで暮らす住民にとっては嬉しい設備ですが、その分、メンテナンス費用などで管理費も高くなる可能性もあります。費用が膨らみ過ぎないかも確認しておきましょう。利用することで得られる効果とメンテナンス費用が釣り合っているかどうかをきちんと考えてから購入するようにしてください。