中古マンションならではのご近所付き合い

同じ建物内に多くの人が住んでいる

同じ建物に多くの人が住んでいるため人間関係の複雑さを考えて購入を迷っている人もいらっしゃると思います。確かに、中古マンションは新築当時から入居している人や賃貸で住む人など多種多彩な人たちで構成されています。ライフスタイルや生活時間も異なるため、他人の生活音が気になることもあるでしょう。場合によってはトラブルに発展することもあるため、マンションではさまざまなルールが設けられています。そのルールを守っていればご近所付き合いを必要以上に気にしなくても大丈夫です。
マンションは一軒家とは違い、そこまでご近所付き合いに重きを置いているわけではありません。同じ建物内で暮らしているので尊重し合うことは大切ですが、ほどほどの距離で接していればトラブルに発展することはあまりないでしょう。とはいえ、人間関係を構築するにはそれなりの努力が必要です。

引っ越し時の挨拶について

ご近所の人たちと良好な関係を築きたいなら引っ越し時の挨拶は必ず行いましょう。タイミングは入居時がベストですが、中古マンションはリフォームしてから入居する人がほとんどです。工事中は業者の出入りもあり周囲に迷惑をかけてしまうこともあるため、工事する前に挨拶した方ほうが良いでしょう。その際に「少し騒がしくなるためご迷惑をおかけするかもしれません」と一言添えておくと印象が良くなります。
生活音が響きやすい真上と真下、両隣の部屋には必ず挨拶しましょう。さらに管理人や管理組合の理事にも挨拶しておくといざという時も相談しやすくなります。

日常の挨拶は必須

マンションのご近所付き合いは程良い距離感を保てば十分ですが、日常の挨拶は人として最低限のマナーです。廊下やエレベーターなどで他の住民と顔を合わせた時は挨拶するようにしてください。戸数の多いマンションは住民の数も多いため顔を知らない人もいるかもしれません。しかし、知らない人だからとそのまま通り過ぎるのは失礼なことです。顔を見て挨拶するようにしましょう。

管理組合主催のイベントは積極的に参加を

マンションにはコミュニティの中心となる管理組合が存在します。管理組合では住民間のコミュニケーションを促すために清掃活動や夏祭りなど季節に合わせたイベントも開催しています。必ず参加しなければいけないわけではありませんが、他の住民と顔を合わせる良い機会です。ご近所付き合いを円滑にしたいなら積極的に参加してコミュニケーションを取ったほうが良いでしょう。